2012年8月25日 兵庫の旅 2日目Part3 播州赤穂城
この旅最後の目的地は「忠臣蔵」で有名な赤穂四十七士の故郷、播州赤穂。
本竜野からは一旦姫路に戻り、山陽本線で向かう。午後2時過ぎに到着。帰りの姫路からの新幹線の時間を考慮しても、赤穂には午後6時前まで滞在できる。ゆったりと時間をかけて歴史散策に興じた。
急遽思い立ったこの1泊2日。暑過ぎたことを除けば雨に祟られることも電車の遅延もなく、予定通りきっちりと観て回ることが出来て大成功。少し欲張り過ぎて忙しくなってしまったが。。。
次はもう少しゆとりある旅を意識してプランを立てようかな?(笑)
18時44分姫路発ののぞみで帰路へ。帰宅は23時過ぎ。本当に1日フルに使い切った。。。
播州赤穂駅に到着~
もう看板からお店から、何から何まで忠臣蔵!(笑)
お、ボンネットバス。今日だけで姫路に続いて2台目♪
駅前の大石内蔵助像
駅前から5分強歩いたところで、息継井戸。
江戸城松の廊下での主君・浅野内匠頭長矩の吉良上野介への刃傷の一報を伝えるべく、早駕籠で国元に駆け付けた早水藤左衛門・萱野三平がここで水を飲み、一息入れたと伝わる。
浅野家菩提寺・花岳寺。
花岳寺本堂。
「義士墓所」
中央の一番高いのが浅野内匠頭、その両脇が大石内蔵助・主税。
周囲を義士の墓石が囲む。今年、東京の泉岳寺へ行ったばかり。感慨も一入。
※遺骸は皆、泉岳寺に葬られています。
浅野家墓所。
境内には他に内蔵助の先祖の墓や浅野家の後に赤穂に入封した森家(森蘭丸の弟・忠政に繋がる一族)の墓所などがあります。
大石なごりの松
由来は・・・忘れました(笑)
花岳寺を出て再びぶらぶら(暑さでフラフラ)。
あれは、萬福寺。
赤穂城大手門。
駅からは直接来れば徒歩15分くらいかな。
大石邸長屋門。
城内三の丸の区画内になるのかな。
大石神社。大石内蔵助の屋敷跡地に建つ。
さっと流すつもりが、この四十七士の石像の壮観さについ引き込まれちゃいましたw
大石邸庭園
昼行灯は何事もなければ、生涯をここで花鳥風月を愛でて過ごしたのかもしれない。。。
庭園(内)側から見た長屋門
この中では…
内蔵助に刃傷の一報を伝える早水・萱野の様子などが再現されている。
更に少し本丸側へ歩くと、片岡源五右衛門宅址。
内匠頭の側近くに使え、主君切腹の折も田村邸に駆け付けた。
なるほど。側近くに使えるからこそ、国家老の内蔵助よりも本丸に近い場所に居を構えられたのか。
さ、いよいよ本丸へ!
本丸内では御殿の指図を元に、実際にどの様に御殿が建っていたかが分かるよう、展示されている。
ここで藩士約300名が集まり、籠城討ち死にか、殉死切腹か、はたまた恭順開城か…
喧々諤々の議論が交わされた。
天守台
天守台からの眺め
丸くカーブしている面白い石垣
あちらは赤穂市立歴史博物館
戻りがてら。。。山鹿素行像
おや、ここもカーブしている。来る時には気付かなかったが・・・。
そうか、向こうからは分からず、こちらからはこのカーブのお陰であちら側が深い角度までよく見渡せる・・・そこがミソ、ですな?(←根拠ゼロですw)
帰り着いた播州赤穂駅にて。
本当に暑い中よく歩いた、今日は!
最後に、帰りの新幹線を待つ姫路駅ホームから。
次は工事が終わった時に必ず来る!
| 固定リンク
「お城、史跡巡り 近畿」カテゴリの記事
- 海軍操練所跡の防波堤石積み(2024.01.19)
- 有岡城(2024.01.18)
- 安土城、他(2023.05.28)
- 石山寺(2023.05.27)
- 養源院、金地院、南禅寺、他(2023.05.26)
コメント