江戸城外堀探索② 常磐橋~堀留橋
さて、江戸城外堀探索①の続きです。
今回のルートはこちら↓
紫色の文字で記した常磐橋御門跡から順に巡っていきます。
と、その前に…
①のラストに訪れた呉服橋御門のすぐ近くには江戸時代後半(1800年頃~)、北町奉行所がこの地に置かれていた。その跡地に建つトラストタワーの敷地内には、発掘された排水溝の展示があります。
さ、改めて。堀端から早速、常磐橋御門跡が見えてきました。ここは門構えの石垣もよく残り、とても雰囲気があっていいのですが…
昨年の震災により、現在は立入禁止に!
両脇の石垣も立派なだけに、もっと近くで見たかったな。。。 現在の日銀本店の斜め向かい辺りです。
う~ん、残念だけど古い橋だけに仕方ないか。
引き続き神田橋御門跡。現在はご覧の通り、首都高の出入口に…。
神田橋から、この先の一ツ橋方面。
当然こんな状態なので遺構は期待できないと思ったが…
あの隙間から辛うじて石垣が!?
更に進み、一ツ橋御門付近の堀跡。この辺りの対面には石垣跡がよく残ります。
かなり削り取られちゃってますが…(^_^;)
そして一ツ橋御門跡。正面にはすぐ江戸城内堀(大手堀)と平川門があります。
一ツ橋から雉子橋御門へと続く堀跡。正面の河岸は石垣跡です。
改めてじっくり見ていくと、意外と石垣はよく残っている。
この先に…
雉子橋御門跡。あの石垣が現存かどうかは、かなり怪しいですが…。
雉子橋御門跡から進み、少し外れた所には「南総里見八犬伝」の著者、滝沢馬琴の邸跡(九段北1丁目)
堀留橋。ここが江戸城築城の際、外濠の起点とされた場所。
現在はご覧の通り、この先も神田川と合流されるまで日本橋川が続いていますが、これは1900年代初頭に開削されたものです。
(1枚目の図の赤い★印位置)
堀留橋の袂には、こんなお地蔵さん。
今回で左回りに起点まで辿り着いたので次は牛込御門の東、小石川御門から浅草御門までのルートを巡ります。
| 固定リンク
「江戸城」カテゴリの記事
- 江戸城天守復元模型(2020.10.23)
- 大嘗宮を拝観(2019.11.30)
- 江戸歴史散歩コーナー(2019.09.15)
- 富士見多聞櫓の内部公開(江戸城)(2016.12.01)
- 企画展 「江戸城本丸大広間 -権力の舞台装置-」(2014.10.29)
コメント