豪徳寺 - 井伊家と白い猫の関係。。。
先日(1/27)の大河ドラマ「八重の桜」で井伊家の白い猫が話題になっていたので…思わず足を伸ばしてしまいました、豪徳寺ww
豪徳寺へは東急世田谷線「宮の坂」駅から徒歩5分少々。
とってもローカル感満載な世田谷線♪ 初めて乗りました。
彦根藩二代藩主・井伊直孝が鷹狩の帰りに通りかかった際、寺の白い猫が門前で手招き(おそらく耳の後ろを毛繕いでもしていたのでしょう)をしたので休息に立ち寄ったところ、俄に雷雨となる。「お陰で濡れずに済んだ」と喜んだ直孝は、これが縁でこの寺を井伊家の菩提寺と定め、更に直孝没後、彼の戒名「久昌院殿豪徳天英居士」から取って寺の名前を「豪徳寺」と改めました。
山門
香炉に燦然と輝く井伊家の家紋「丸に橘(彦根橘)」!
三重塔
仏殿
仏殿の屋根には「井」!
六地蔵
そして…彦根藩主井伊家墓所入口。
こちらの案内図を頼りに訪ね歩きます。
井伊家墓所内。
まずは何と言っても豪徳寺を菩提寺と定め、寺の名前の由来ともなった二代藩主・井伊直孝のお墓。辛うじて戒名も読み取れます。
こちらは幕末の大老、桜田門外の変で不慮の死を遂げた井伊直弼とその妻(左奥)のお墓。
他にも多くの藩主、親族が眠ります。お一人ずつ、ゆっくりご挨拶した後は…
猫観音を祀る招福殿。
手招きをする白い猫…もうお分かりですねw そう、これが「招き猫」の発祥とも言われているのです。
奉納されている無数の招き猫。ちょっと怖い…(^_^;)
ちなみに井伊家=彦根と白い猫→ゆるキャラ・ブームの魁ともなった「ひこにゃん」のモチーフにもなっています♪
こちらは本堂。コンクリート製で若干味気なかった、かな(^_^;)
最後に、江戸初期から現存する梵鐘。
実はこの豪徳寺境内一帯はその昔、世田谷城の城域内だったとも云われ、すぐ近くには世田谷城祉公園もあるのですが…そちらへは向かわず、別の場所へ行ってしまう辺りが私らしいでしょ?(笑)
だって来る時に乗った世田谷線の路線図で偶然、「あの神社」が近くにあることを知ってしまったのですもの…(笑)
という訳で、次回は「あの神社」のレポです♪
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