高田馬場の決闘
さて、今回は「高田馬場の決闘」跡地を歩きます。
「高田馬場の決闘」とは?(Wikipediaへ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%94%B0%E9%A6%AC%E5%A0%B4%E3%81%AE%E6%B1%BA%E9%97%98
元新発田藩出身の中山安兵衛。彼はこの決闘での活躍が元で赤穂藩士の堀部家に婿養子として入って「堀部安兵衛」となり、「忠臣蔵」で有名な元禄赤穂事件での四十七士に連なっていく…。なんとも運命的な出来事ですね。
スタートは地下鉄東西線「早稲田」駅から。
決闘に向かう前、安兵衛が升酒を一杯引っかけて行ったとも伝わるお店。今でも酒屋を営まれており、この時の升は家宝として大切に保管されているのだとか…。
(ちなみに隣には「夏目漱石生誕地」の碑があります)
この早稲田通りを西へ真っ直ぐ進みます。
左手に見えている穴八幡には…
「高田馬場の流鏑馬」の銅像も。
こんな絵巻が残されているんだ…今度見に行ってみよ。
「早稲田」駅を出発して15分弱くらいかな?早くも到着。この辺りが「高田馬場の決闘」があったとされている場所(西早稲田三丁目)。東西線の「早稲田」~「高田馬場」のちょうど中間くらいです。
「堀部安兵衛之碑」(決闘時点では中山姓)
決闘場所近くに建つ水稲荷神社境内(参道)にて。
水稲荷神社。折角なのでお参りして境内を散策させていただきました。
「太田道灌 駒竪之松」…最近妙に太田道灌づいてるな(笑)
社殿の裏には富塚古墳。
神社の隣には「甘泉園」という公園がありました。
ここは徳川御三卿の一つ、清水家の下屋敷があった場所(庭園跡)。まぁ、高田馬場の決闘当時は五代綱吉(犬公方)の治世なので御三卿は存在していない(それぞれ八代吉宗、九代家重の子を祖とする)のですが。
お江戸歴史散策、楽しいですよ♪やめられません(笑)
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