大徳寺 総見院-特別拝観
3月23~24日は京都&近江を旅してました。
宿は近江八幡に取り、当初は初日も大津方面に繰り出して「近江八景」を巡ったりするつもりだったのですが…
ひょんなことから2月に訪れた際には拝観叶わなかった大徳寺塔頭、総見院の春の特別拝観がちょうど23日から始まっていることを知り、急遽予定変更!
という訳で、1ヶ月前と全く同じルートを経て大徳寺(笑)
勿論、最初に向かったのは総見院。信長公にお参りします。。。
天正11年(1583)、信長公の一周忌追善供養のため、秀吉によって創建されました。この正門や土塀は創建当時からのもの。
屋根の下に架かっているあれ(少し色が濃い部分)、何か分かりますか?
実は信長公の木像を運んで来た輿なのだそうです。
この後、本堂で実際にその信長公の木像(天正11年作)も拝んできました。撮影禁止なので写真はありませんが。
秀吉もその出来栄えに満足したという木像、鋭い眼差しなど大変に威厳のあるお姿でした…感動。
掘り抜き井戸。
加藤清正が朝鮮から持ち帰ったという大きな岩を彫り抜いて作られた井戸。今でもお供え用の水として現役だそうです。
…あれ、同じ大徳寺の高桐院にもあったよね?加藤清正が朝鮮から持ち帰ったという岩(笑)先月見たもん。どんだけ欲張りなのww
樹齢400年を超える侘助椿。
一説には秀吉が利休から譲り受けて備えたものが大きくなった、とも。非常に貴重な品種なのだそうです。
そして、、、信長公墓所。
向かって右は嫡男・信忠、左が次男・信雄。
信長公とその息子たちなど、一族の墓がズラリと並びます。。。
正室・帰蝶(手前)と、晩年に最も寵愛を受けたという側室・お鍋の方(岩が置かれている所)のお墓。
総見院本堂。奥に薄らと信長公の木像が写ってしまってるけど…お許しください(^_^;)
念願叶った特別拝観。感激もひとしおです☆ いつかまた必ず来ます。
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