とうかん森
会津の旅から戻り、blogも更新しなければなりませんが、まずは会津へ行く前にフラッと訪れた日野の「とうかん森」の記事から。
「とうかん森」とは↓
よく間違われるそうですが、歳三の土方家(お大尽)はこの10家に含まれません。
しかし、この近辺こそ紛れもなく歳三が産まれ、水害に遭って現在の地(土方歳三資料館)へ移るまでを過ごした元の生家があった場所。
石田寺に近く、周辺の地形を地図で確認すると多摩川と浅川に挟まれた分流点そば。洪水の被害を受けたのも納得です。
尚この「とうかん森」、つい最近(2011年)まで案内板の写真にもあるように当時からの姿のまま残されてきましたが、大きく枝を広げた老木が複雑に絡み合い、このままでは周辺の民家に危険が及ぶと判断され、氏子の土方さん達が決断、一部伐採(いわゆる間引き)されました。
現在の「とうかん森」。民家一軒分くらいのスペースです。
伐採された切株が残ります。
近くの浅川水再生センターの上から撮影。
歳三さんは少年時代に間違いなく、この辺りで遊んでいたのでしょうねぇ・・・。
(日野市石田1‐23)
とうかん森から1km程歩いた所に残る万願寺の一里塚。
(日野市万願寺2‐38)
日野を訪れた際はお時間の許す限り、この辺りも散策してみてください。
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