鉢形城・杉山城・菅谷館 -埼玉のお城オフ(初日)
9月14~15日は埼玉のお城を巡るオフ会。関東近隣の他、名古屋や岐阜、大阪からも参加者を迎え、初日は総勢10名前後の大所帯☆
◆鉢形城
図1
まずは北条氏邦の居城としても有名な鉢形城へ。
左下「現在地」と書かれた歴史館の駐車場に車を停めて散策します。
外曲輪の土塁上から(図1の1)
城域の東端を守っていた遺構。写真左側が城外、堀の遺構だと思います。
土塁付近には彼岸花が群生していました。
南側の大手口へ回り込む途中、弁天池の跡(図1の2)
分かり易いように水を溜めてみました(笑)
お馴染み、三の曲輪。
大手から入るとこの三の曲輪の手前に馬出し状の曲輪(現諏訪神社)があって、これがとても格好いいので是非そちらも♪
堀底で山城忍者・こばたかさんを発見☆赤がよく目立つなぁ←忍者失格?!(笑)
三の曲輪(手前)とニの曲輪(左)の間の堀…と畝一つ (^_^;)
この畝、上から見下ろしている時は小さくて貧弱に見えたのですが、堀底に下りてみると…腰ぐらいの高さがあり、戦闘中の敵兵の移動を妨げるには充分な効果がありそう。
さて、そもそも今回のオフ、鉢形城でのメインイベント?はサイガさんによる縄張図作成講習。
参加者の大半が三の曲輪と二の曲輪の間に築かれた物見台?馬出し??状の遺構(現城山稲荷神社周辺)の縄張図作成に取り掛かった為、細かい作業が苦手な私は一人、城跡散策へ。
北へ進んで本曲輪。図1の3地点に築かれた虎口。かなり立派でした。
笹曲輪から本曲輪への虎口に残されていた?石垣。
笹曲輪に展示されている鉢形城の模型。写真は北から南方面を向いています。
城の主要部分は荒川(右)と細い深沢川の渓谷に守られていた様子がよく分かります。
その荒川対岸から鉢形城遠景。
長い年月をかけて荒川の流れに削り取られた断崖絶壁が、敵兵の侵攻を拒絶するかのようです。
なお、他の参加者たちはあの先で縄張図作成中…
戻ってみるとそれぞれ完成していました。代表してtantanさんが描いた縄張図を♪…この後、ファイルごと失くして幻の縄張図になってしまったようなので…(^_^;)
皆(あえて「皆」にしておく…ww)本当に綺麗に描けていました。初めての人もいるのに凄いなぁ~。
鉢形城、3年前に訪れた時より藪も綺麗に刈られ、とても見易くなっていました♪
この後、単独で忍城周辺を攻めていたしろうさぎさんも合流し、次の杉山城へ移動しました。
◆杉山城
昭和30年代と平成に描かれた杉山城のイラスト。
もう個人的には3度目になるけど…いつ来てもいいなぁ♪
杉山城といえば!の眺めですね(笑)
土橋に堀、土塁・・・全ての組み合わせが本当に美しい☆
北郭群西側斜面の藪も綺麗に払われ、堀が出現していました☆
杉山城の素晴らしい遺構にすっかりテンションが上がった城ガール隊員たち。南郭の土橋で奇妙な記念撮影(笑)
やっぱりいいね、杉山城!埼玉へ来たら絶対に訪れて欲しい城跡です。
◆菅谷館
初日ラストは菅谷館。半年ぶりの畠山重忠さん♪…相変わらずワイヤーで吊るされていました(^_^;)
本丸への土橋(奥)と出枡形土塁(手前)。
菅谷館はこれまでで一番、藪がきつかったな・・・(;-_-)
時間もあまりなかったのでサクサクッと観て回り、初日の行程はこれにて終了。
引き続き川越での飲み会へと移動する皆さんと分かれ、私は帰路へと就きました。。。
(2日目につづく)
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