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2014年9月23日 (火)

拝島大師、大日堂 - 武田信玄の本陣跡?

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本日は自宅から車で10分足らずの場所にある拝島大師へお参りしてきました。

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拝島大師本覚院
慈恵大師良源を祀る天台宗の寺院で、尊像は慈恵大師が生前自ら彫ったとも云われます。
永く比叡山に伝わっていましたが、元亀2年9月の織田信長による延暦寺焼き討ちの難を逃れ、諸国を転々とした後にこの地へ伝わりました。

周囲には古刹大日堂や、天台宗の守護社である日吉神社などが建ち並び、ちょっとした天台宗境域(寺域)を形成しています。

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この上に建つのが大日堂

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大日堂
元々の創建は952年と伝えられます。
戦国期、滝山城築城の際にその鬼門除けとする為、この地に移されたと云います。ところが・・・

永禄12年(1569)、関東へ侵攻した甲斐武田軍は小田原への途次、その滝山城を攻めます。この時、総大将の武田信玄が本陣を布いた場所こそ、この大日堂の辺りだったとの伝承が残っているのです。
つまり、お城の守りの筈が敵将の本陣に利用されちゃったということ。

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大日堂から仁王門越しに滝山城方面(正面奥に見える尾根)
信玄もこの場所から戦況を見守ったのでしょうか。。。

ちなみに、城攻めの大将は勝頼に命じています。
勝頼の布陣位置攻城ルートについても自分なりの考察を書いたことがあるので、よろしければコチラ を参考までに…。

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