八王子城の石垣 …柵門台下、他
本日(12月6日)は久し振りに地元の名城、八王子城へ。
2014年、発掘調査によって姿を現した柵門台下の石垣を中心に、石垣をテーマにしてサクッと歩きます。
新道(左)と旧道(右)の分かれ道。
旧道も長らく通行止めになっていましたが、いつの間にか開通していたのですね。
しかし、今回は金子曲輪を経由して行きたいので新道をチョイス。
馬蹄段曲輪群を抜けて、、、
金子曲輪へ
金子曲輪の外側(北)には、ご覧のように石がゴロゴロしています。
立入禁止になっていて確認には行けませんが、この辺りからも発掘調査で石垣が顕在化していますので、これらもその石垣の名残でしょう。
少し進むと新道の右手に、妙に形の整った石段が現われます。
しかし一直線に過ぎるし、後世に八王子神社への参道として築かれた新道に面していることからも、この石段は城の遺構とは考えられません。
登った先には大きな石碑があり、恐らくはそのための石段かと…。
更に柵門台方面へ向かって登って行くと、いよいよ、、、
発掘調査によって顕在化した柵門台下の石垣が見えてきます!
柵門台から旧道へ回り、下から見上げた様子。
ズームで寄ってみる…素敵です♪
柵門台下の石垣はまだ調査中で、周囲にはロープが張られていて立入禁止です。崩落も激しく、遺構を痛める恐れもありますので決して近付かないでください。
ルールを守ってロープの外から見下ろすか、少し離れた旧道から見学するようにお願いいたします。
柵門台
ここからは山頂曲輪群へは向かわず、、、
山王台経由で殿の道を下ります。
殿の道、第四石垣群
更に下って第三石垣群へ
第三石垣群越しに第四石垣群も奥に・・・
第二石垣群
そして第一石垣群
第一石垣群は三段構成になっていて、間にはそれぞれ犬走りも確認できます。
横幅も広いし、間近で見ると結構迫力があります☆
殿の道を抜けて御主殿へ
御主殿脇に残る石垣
※こちらは、ボランティアガイドさん同行でないと入れません。私も居合わせたガイドさんにお願いしました。
御主殿から見下ろす曳橋
2014年、発掘調査によって姿を現した柵門台下の石垣を中心に、石垣をテーマにしてサクッと歩きます。
新道(左)と旧道(右)の分かれ道。
旧道も長らく通行止めになっていましたが、いつの間にか開通していたのですね。
しかし、今回は金子曲輪を経由して行きたいので新道をチョイス。
馬蹄段曲輪群を抜けて、、、
金子曲輪へ
金子曲輪の外側(北)には、ご覧のように石がゴロゴロしています。
立入禁止になっていて確認には行けませんが、この辺りからも発掘調査で石垣が顕在化していますので、これらもその石垣の名残でしょう。
少し進むと新道の右手に、妙に形の整った石段が現われます。
しかし一直線に過ぎるし、後世に八王子神社への参道として築かれた新道に面していることからも、この石段は城の遺構とは考えられません。
登った先には大きな石碑があり、恐らくはそのための石段かと…。
更に柵門台方面へ向かって登って行くと、いよいよ、、、
発掘調査によって顕在化した柵門台下の石垣が見えてきます!
柵門台から旧道へ回り、下から見上げた様子。
ズームで寄ってみる…素敵です♪
柵門台下の石垣はまだ調査中で、周囲にはロープが張られていて立入禁止です。崩落も激しく、遺構を痛める恐れもありますので決して近付かないでください。
ルールを守ってロープの外から見下ろすか、少し離れた旧道から見学するようにお願いいたします。
柵門台
ここからは山頂曲輪群へは向かわず、、、
山王台経由で殿の道を下ります。
殿の道、第四石垣群
更に下って第三石垣群へ
第三石垣群越しに第四石垣群も奥に・・・
第二石垣群
そして第一石垣群
第一石垣群は三段構成になっていて、間にはそれぞれ犬走りも確認できます。
横幅も広いし、間近で見ると結構迫力があります☆
殿の道を抜けて御主殿へ
御主殿脇に残る石垣
※こちらは、ボランティアガイドさん同行でないと入れません。私も居合わせたガイドさんにお願いしました。
御主殿から見下ろす曳橋
・・・こうして見ると架け間違えが一目瞭然ですね…(^_^;)
御主殿の滝
御主殿の滝の脇には櫓台の様な土盛りがあるのですが、その側面にもご覧の石垣が。
最後に大手虎口の枡形(内側より)
大手枡形を外側より
ここも以前は周囲に石がゴロゴロしていました(片付けてしまったのか、今回見たらなくなっていましたが…)し、私は大手も御主殿同様、石垣で組まれた階段状の枡形(あの先、右に折れた後は上りになっています)だったと考えています。
いつか調査が入る日も来ますかね?
石垣を積む技術が西国に比べて未熟だったこともあるのでしょうが、この城山の土質はサラサラしていて、とにかく崩れやすい。
それも八王子城の石垣がなかなか現存しにくい原因なのでしょう。
せめて今回ご紹介した、今に残るこれらの石垣だけでも後世に伝えていけるよう、願わずにはいられません。
御主殿の滝
御主殿の滝の脇には櫓台の様な土盛りがあるのですが、その側面にもご覧の石垣が。
最後に大手虎口の枡形(内側より)
大手枡形を外側より
ここも以前は周囲に石がゴロゴロしていました(片付けてしまったのか、今回見たらなくなっていましたが…)し、私は大手も御主殿同様、石垣で組まれた階段状の枡形(あの先、右に折れた後は上りになっています)だったと考えています。
いつか調査が入る日も来ますかね?
石垣を積む技術が西国に比べて未熟だったこともあるのでしょうが、この城山の土質はサラサラしていて、とにかく崩れやすい。
それも八王子城の石垣がなかなか現存しにくい原因なのでしょう。
せめて今回ご紹介した、今に残るこれらの石垣だけでも後世に伝えていけるよう、願わずにはいられません。
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