「革たちつけ」拝観!
7月4~5日は湖国近江へ。
旅の主な行程は信長の「道」をテーマにしたものとなりましたが、そもそも今回の近江への旅を思い立ったきっかけは・・・
こちらの安土城考古博物館で開催されているトピック展示「そう見寺の寺宝」展(~2015年7月29日)に於いて、織田信長が元亀元年(1570)の金ヶ崎の退き口で朽木に入った折、朽木家臣の長谷川氏へ与えたと云う鹿革製の袴(革たちつけ)の実物が展示されているとの情報を得たからだったのです。
これまでも写真では目にしてきましたが、実際に実物を拝観してみると写真から受ける印象よりも傷みの少なさに驚きました。
鹿革製ということもあって丈夫なのでしょうが、今でも充分に使用に耐えうる印象でした。
革袴の隣りには伝織田信長所用陣羽織も展示されています。
「伝」とはいえ、生地はビロード製で、左右の襟元には金糸で見事な龍の刺繍が施されており、如何にも信長らしいなと感じました。
※背には木瓜紋が縫い付けられているらしいのですが、背の部分を下にして展示されていたので確認できませんでした。
金ヶ崎の退き口めぐりをした直後と言ってもいいタイミングで、革袴の実物を拝観することができた偶然に感謝です。
金ヶ崎の退き口めぐりについては、以下の記事を参照ください。
→金ヶ崎の退き口 前編
→金ヶ崎の退き口 後編
※朽木が出て来るのは後篇です。
旅の主な行程は信長の「道」をテーマにしたものとなりましたが、そもそも今回の近江への旅を思い立ったきっかけは・・・
こちらの安土城考古博物館で開催されているトピック展示「そう見寺の寺宝」展(~2015年7月29日)に於いて、織田信長が元亀元年(1570)の金ヶ崎の退き口で朽木に入った折、朽木家臣の長谷川氏へ与えたと云う鹿革製の袴(革たちつけ)の実物が展示されているとの情報を得たからだったのです。
これまでも写真では目にしてきましたが、実際に実物を拝観してみると写真から受ける印象よりも傷みの少なさに驚きました。
鹿革製ということもあって丈夫なのでしょうが、今でも充分に使用に耐えうる印象でした。
革袴の隣りには伝織田信長所用陣羽織も展示されています。
「伝」とはいえ、生地はビロード製で、左右の襟元には金糸で見事な龍の刺繍が施されており、如何にも信長らしいなと感じました。
※背には木瓜紋が縫い付けられているらしいのですが、背の部分を下にして展示されていたので確認できませんでした。
金ヶ崎の退き口めぐりをした直後と言ってもいいタイミングで、革袴の実物を拝観することができた偶然に感謝です。
金ヶ崎の退き口めぐりについては、以下の記事を参照ください。
→金ヶ崎の退き口 前編
→金ヶ崎の退き口 後編
※朽木が出て来るのは後篇です。
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