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2015年9月22日 (火)

シンポジウム「新視点 日本の城」

2015092101
SW中日の2015年9月21日、駒澤大学アカデミーホールで開催されたシンポジウム、

視点 日本
~文献・考古・建築が語る日本城郭史~


に参加してきました。
まずは各先生方の講演から・・・

〈基調講演〉日本の城 ~その見方・考え方~
小和田哲男先生

日本の城最前線 ~城郭建築の視点から~
三浦正幸先生

蘇る戦国山城の実像 ~考古学の視点から~
中井均先生

安土城に挑む ~謎はすべて解けた?~
加藤理文先生

とてもまとめ切れませんので、詳しい内容については省略させていただきます…(^_^;)
それぞれ3~40分程度と短い持ち時間だったため、若干駆け足気味になっていた感は否めませんが、中でも姫路城大天守の高い戦闘性を備えた設計意図、梁などの構造やそれらに伴う外観の必然性を、建築工学の視点から分析された三浦先生のご講演は大変勉強になりました。

また、「信長公記」の記述を追いながら、安土城主郭部の構成・配置を分析された加藤先生のご講演も、信長好きとしては非常に興味深いものでした。
同じ「信長公記」の記述を元にしながらも、研究者によっては解釈が分かれるもので、これは是非とも自らも挑戦しなければと考えております。
※織田信長の事績を追いかけていると、必然的に「信長公記」に接する機会が多くなります。私などはその都度、「牛一さんも文章だけじゃなく、少しは図面とかも挿入してくれていたらよかったのに~」と考えてしまうこともあるのですが・・・
それじゃ浪漫がありませんかね?…(^_^;)

2015092102
最後は先生方勢揃いでのパネルディスカッション
ここでの話題は;

・国策として築かれた古代山城と中世・近世城郭の石垣(石積み)技術の違いや変遷
・寺院建築、寺院石垣技術の城郭への関わり
・小牧山から出土した石垣の年代確定や、その築造集団の地域性
・小牧山&岐阜城⇔安土城の石垣の違い
・畝状竪堀の意図や地域性の関連
・惣構の高い防御性
・近世城郭の中でも、関ヶ原~大坂の陣の間に完成したものが最も高い戦闘性を備えていた
→現存天守の中では、姫路と松江が最も戦闘を意識した構造

などなど、多岐に渡りました。

午前10:30~午後4:15に至る長丁場でしたが、普段は座学が苦手な私(笑)も最後まで集中を切らすことなく、とても有意義に過ごせた一日となりました♪

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