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2016年2月11日 (木)

峰上城

造海城の後は、富津市上後の峰上城へ。
峰上城は真里谷武田氏の拠点の一つだったようです。←房総半島の歴史は無知に等しいw
南北に細長い城跡で、北側から車でアプローチします。

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北側の尾根には堀切が3本連続します。
車を停めたこちらは、その3本目…かなりの深さです。

細い道に沿って南へ進み、今は住居や畑になっている2~3の曲輪跡を抜けると、すぐに主郭へ辿り着きます。

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主郭
周囲を囲む土塁の上から撮影しています。

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その土塁
写真左手は見事な絶壁…(;・∀・)

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土塁の際(曲輪内)には井戸のような痕跡もありました。

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主郭南の物見台?(小さな社あり)の手前にあった石碑

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よ~く読むと、
里見刑部少輔義實が一族を率いて戦った…云々
といったことが書かれているようでした。

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物見台の南へ連なる尾根には、峰上城最大の見所である七ツ堀があります。
文字通り堀切が7本連続しているのですが、早速その1本目が見えてきました。
・・・が、物見台からこの1本目の堀底へ降りるのが、本当に大変だった…(;´・ω・)

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七ツ堀1本目
先に訪れた造海城同様、こちらも岩盤質な城山のようです。

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更に南へ目を向けると、既に2本目が見えています。

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2本目…凄い。

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そして・・・やはり3本目も見えている。

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3本目…もはや何も言うまい。

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4本目

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5本目
手を広げて「5」を表現しているつもりらしいけど・・・見えないって(^_^;)

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6本目

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ラスト…7本目
まぁ見事な岩盤堀切の連続!圧倒されます。

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南の先端まで来ましたので、今度は尾根西側下を北上していきます。
主郭などの曲輪が並ぶ尾根を見上げる。。。

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これは・・・浅くなっているけど堀切かな?竪堀というほどの傾斜はありません。

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枡形虎口的な遺構・・・

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しばらく進むと頭上に岩盤の切通が見えてきました。

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ちなみに足元にはやはり貯水槽的な・・・。
造海城の切通でも見受けられましたが、何か法則でもあるのですかね?切通と溜池。

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そしてこの切通、2mほどの垂直な岩壁が立ち塞がり、しかも全面苔生して滑るの何のって・・・
全員上るのに一苦労・・・私は成功した瞬間、足が痙攣しました…(-_-;)

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切通の堀底へ上った(表現がおかしいけどw)先は、切通が左へクランクしていました。

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クランクした先から振り返る。写真左手の切岸上を上っていくと・・・

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尾崎曲輪と呼ばれる曲輪跡に出ます。

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尾崎曲輪も断崖絶壁上に・・・(;^ω^)

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尾崎曲輪上の溜池跡

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殿井戸
今でも水が湧いているようです。

何といっても七ツ堀のインパクトが素晴らしかった峰上城。
但し、かなり難易度の高い城攻めになりますので、単独での訪問はお薦めできません…くれぐれも無理のないように。

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