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2016年7月29日 (金)

日龍峯寺

岐阜の旅、夏。…2日目。
9:30に岐阜駅前に集合、まずは関市を目指します。

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到着したのは山深い地に建つ高澤観音、日龍峯寺
岐阜県最古のお寺になります。

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鐘楼

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鐘楼は上って鐘を撞くこともできます。

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尼将軍・北条政子によって建立された多宝塔。
国の重要文化財に指定されています。

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舞台造りの本堂。
こちらも本来は北条政子の建立でしたが、応仁・文明の乱の戦火で失われ、現在に残るものは寛文十年(1670)の再建です。
ま、それでも346年…!

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本堂の足元には、1600年の関ヶ原合戦に際して岐阜城主・織田秀信と共に西軍に属し、敗戦後、当寺に於いて自害した佐藤方政一党の墓石が並べられていました。

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本来はすぐ脇の山腹に葬られていたようなのですが、盗掘などで荒らされたため、現在は墓石を一ヶ所に集められています。

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それでは本堂に上がります。

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本堂の天井絵

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本堂の欄干から。
眼下に見えるは関市の天然記念物に指定される千本桧
ちなみに擬宝珠には「延享三丙寅歳 十一月吉日」の年次が刻まれていました。
※延享三年=1746年

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山深い地で、思わぬ歴史遺産に出会った気分です。
※本堂裏には源頼朝の供養墓もあったらしいのですが、私は見逃しました。

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帰りはルートを変え、草に覆われた直線状の参道を下ります。
この先に・・・

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これまた歴史を感じさせる山門が。

さて、次は「関といえば…?」な場所へ向かいます。

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