馬蹄段最下段部の発掘現場
2017年2月26日、ぶらりと八王子城跡へ。
今年度(平成28年度)は金子曲輪下馬蹄段、その最下段部の発掘調査が行われているとの事だったので、ちょっと様子見に訪れてみました。
いつもはボランティアガイドさんたちが常駐している管理棟も老朽化のため、現在は改修工事中。
昨年実施された調査で顕在化した、ニの鳥居脇の石垣。
これまでも一部が表出していましたが、私はてっきり、後世に積まれた八王子神社参道の土止めの石積みと思っていました・・・。
今年度(平成28年度)は金子曲輪下馬蹄段、その最下段部の発掘調査が行われているとの事だったので、ちょっと様子見に訪れてみました。
いつもはボランティアガイドさんたちが常駐している管理棟も老朽化のため、現在は改修工事中。
昨年実施された調査で顕在化した、ニの鳥居脇の石垣。
これまでも一部が表出していましたが、私はてっきり、後世に積まれた八王子神社参道の土止めの石積みと思っていました・・・。
しかし参道の途中で隅石状になっていて道とは形状が合わないし、或いは柵門台の東下(脇)から連なる石垣遺構の一部だったのかもしれません。
そして、今月(2017年2月)に発掘調査が行われた、ニの鳥居を潜ってすぐの場所。
ブルーシートが掛けられていますが、三段ほどの段差が認められます。
間に八王子神社の参道(破壊道)を挟んで左側にも段差があり、左右それぞれの段差のラインは綺麗に繋がります。往時はそれぞれが一つの小さな曲輪のようになっていたのでしょうね。
果たして何か新しい発見はあったのか・・・報告が待たれます。
金子曲輪下の馬蹄段
柵門台東脇の石垣
枯葉が積もったせいでそう見えるだけなのか、調査直後(2~3年前)に比べて少々心許ない感じが・・・。
そして、今月(2017年2月)に発掘調査が行われた、ニの鳥居を潜ってすぐの場所。
ブルーシートが掛けられていますが、三段ほどの段差が認められます。
間に八王子神社の参道(破壊道)を挟んで左側にも段差があり、左右それぞれの段差のラインは綺麗に繋がります。往時はそれぞれが一つの小さな曲輪のようになっていたのでしょうね。
果たして何か新しい発見はあったのか・・・報告が待たれます。
金子曲輪下の馬蹄段
柵門台東脇の石垣
枯葉が積もったせいでそう見えるだけなのか、調査直後(2~3年前)に比べて少々心許ない感じが・・・。
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