狩野永徳筆「織田信長公像」拝観

京都旅2日目は大徳寺からスタート。

一目散に本坊へ向かいます。

大徳寺本坊は現在、特別公開中。
お目当ては無論、初公開されている狩野永徳筆「織田信長公像」(但し10/1まで)です!
まずは国宝の方丈で前庭と、聚楽第の南門を移築したと伝わる唐門(日暮門/国宝)を眺めながら係の方の説明を聴き、狩野探幽筆の襖絵、後醍醐天皇御宸筆の額を堪能し、小堀遠州作庭の東庭を眺めつつ、方丈の裏手へ。
開山大燈国師の木像を安置する雲門庵(外観)や、その木像を火災から守るためだけに設置されたという井戸、大幢燈国師の墓所を遠目に見学してから、とある一間の書院へ・・・
その床の間に、狩野永徳の筆に成る織田信長の肖像画が、総見院殿像(総見院蔵)と並んで展示されていました。
実際に本人にも拝謁している狩野永徳が描いた織田信長。
先日拝観した長興寺蔵の肖像画(参照記事)とは表情も一線を画し、独特な雰囲気を醸し出していました。
僅か1mほどの至近距離で直に拝観することができ、感激も一入です。
(ゆっくり拝観するため、次の人に遠慮することもないよう、わざとグループの最後尾に並んだことは言うまでもないww)
最後に法堂で龍の天井絵を拝観して、大徳寺をあとにしました。
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