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2018年1月23日 (火)

水城

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福岡旅2日目、ラストは水城をめぐります。

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水城は大野城や基肄城などと共に、大宰府防衛のために築かれた大堤(土塁)です。
全長1.2㎞、基底部の最大幅約80m、最大高さ約14mを誇り、「日本書紀」にも
「筑紫に大堤を築きて水を貯えしむ。名づけて水城と曰う。」
と記述されています。

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水城東門跡

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東門の礎石

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道路を挟んだ反対側、車列の間から礎石らしき石が見えています。
東門には官道が通り、大宰府の玄関口になっていました。現在も県道112号と574号が合流する地点で、交通の要衝のようですね。

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東門跡から尾根伝いに山を登り、大野城の水城口城門を目指してみます。

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しばらく登った先にある展望台から眺める水城。

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更に登った先から・・・

この先も雪の残る急勾配な尾根を直登し、頑張って水城口城門のすぐ手前のピーク辺りまでは辿り着きましたが・・・
いよいよ残雪も深まり、下山までの時間を考えると日没タイムリミットと判断し、止む無く撤退しました。

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下山後はまず、東門跡付近の内濠沿いを散策。
発掘された木樋(暗渠)を復元した展示。

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実際に木樋が発掘された場所。
木樋はヒノキ材で、内濠と水城の土塁を越えた先の外濠を繋ぐため、約80mに渡って敷設されていました。
出土した木樋の実物は、一つ前の記事でご紹介した九州歴史資料館にて見学することができます。

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内濠跡越しに水城
内濠の土手からは、瓦窯跡も発見されています。

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車で少し南西方向へ移動し、JR鹿児島本線水城駅付近。
線路によって分断された水城を、土塁断面ひろばとして整備しています。

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引き続き水城駅周辺を散策・・・父子嶋の土盛。
水城築造のため、来る日も来る日も土を運んで働いていた、とある父子がいました。
ある日、「土塁が出来上がったぞ!」との声を聞き、全身の力が抜けて運んでいた土を放り出してしまいました。その土が盛り上がってできたこの場所を父子嶋(ててこじま)と呼ぶようになった、との伝承が残っているそうです。

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水城西門跡

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西門付近の土塁
その見事な高さを感じていただけますでしょうか。

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線路に分断された水城

大野城は残念でしたが、その分じっくりと水城をめぐることができ、これはこれで良かったかな。

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夜は、翌3日目の行程をご一緒するフォロワーさんとも合流し、博多でもつ鍋飲み会♪

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2軒目は海鮮系のお店に入り、大好物のごまさばも♪
2軒目には地元に住むフォロワーさんも急遽参戦し、楽しく盛り上がった一夜になりました☆

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