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2018年6月14日 (木)

「戊辰戦争 菊と葵の500日」展

20180614
国立公文書館で開催されている企画展、戊辰戦争 菊と葵の500日(~H30.6.30)に足を運んできました。

戊辰所用錦旗及軍旗真図
函館五稜郭開拓使ヨリ請取方伺

鳥羽・伏見戦で負傷した山口次郎(斎藤一)が、江戸で松本良順の治療を受けたことを示す;
新撰組手負之者山口次郎医学所江罷越候儀ニ付申上候書付
といった展示品をはじめとして;

Ⅰ 開戦 鳥羽・伏見の戦い
Ⅱ 江戸・関東への転戦
Ⅲ 東北・北越戦線へ
Ⅳ 終幕 五稜郭の戦い

という構成で、各戦線にまつわる史料(どちらかというと新政府軍サイドのものが多め)が時系列に沿って展示されていました。

各史料の詳細は省きますが、その中に桑名藩士・中村武雄の記した戊辰桑名戦記というものがあり、旧幕府脱走陸軍が市川国府台に集結したくだりを開いて展示してあったので、思わずケースに被りつきで読み込んでしまいました。
大鳥圭介ハ陸軍ノ事ニ達シ著名ナル人故之ヲ以テ惣督トシ土方歳三ハ従来新撰組ノ副長ニテ機智勇略兼子(ネ)備リタル故参謀ト定メ・・・

その他では土佐藩士・細川広世の記した跨関日記の中で、近藤勇(大久保剛)を「日野の産」と誤って認識しているところが・・・個人的にはツボ(笑)

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