井上源三郎資料館の蔵
佐藤彦五郎新選組資料館の後(前記事)は、井上源三郎資料館へ。
資料展示室にもなっている蔵が建て替えられることになったと聞き、その解体前最後の公開(開館)日となった5月26日、急遽訪れることにしました。
この蔵は明治初期、日野義貴宅から移築されたものとのこと。
湿度が高く、資料の保存に適さないと判断されたそうです。
記念として、お煎餅もいただきました。
「誠」の蔵、現代の日野宿のシンボリックな建物の一つにもなっていたので寂しいですが、大切な資料を守り伝えていくための措置・・・致し方のないところですね。
※近藤勇が井上松五郎に贈った大和守源秀國の刀身も公開されていました。
久しぶりの拝観となったのですが、改めてその美しさに見惚れました。単純に刀身の姿形だけの比較ならば、和泉守兼定や越前康継よりも、この秀國の方が個人的には好きかもしれません。
建て替え後の再開は10月とのこと。その時にまた訪れたいと思います。