萩原諏訪城
旅のラストに岐阜への帰路、下呂市萩原町の諏訪神社に立ち寄りました。
こちらは萩原諏訪城跡でもあります。
萩原諏訪城跡図
この地には、1300年代には既に諏訪上社が勧請されていたようです。
萩原諏訪城は天正14年(1586)、飛騨を領有した金森氏が、諏訪神社を萩原町上村の大覚寺近くに移して築城しました。
元禄5年(1692)の金森氏の出羽移封に伴い、古川の増島城同様に一国一城令で「旅館」と称していた萩原諏訪城は廃城され、宝永6年(1709)になって再び諏訪神社がこの地に戻されました。
諏訪神社境内の片隅で、末社を祀る櫓台跡。
南東隅部分の石垣と堀跡。
その南東隅から北西方向。
北東隅の石垣。
南西側の堀跡は、何故か石塁で堰き止められて箱型に。
おまけのように立ち寄っただけでしたが、なかなか見応えのある城跡でした。
岐阜駅まで送ってもらった後は名古屋へ移動し、久しぶりに「住よし」のきしめんをいただいてから帰路につきました。
初日の天気はともかくとして、今回も念願だった二王清綱の拝観が叶い、知らなかった歴史もたくさん学べて有意義な旅になりました。
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