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2019年11月29日 (金)

出石皿そば巡り、御着城、他

有子山城から下山した後は、しばし昼食を兼ねた自由行動。
出石の城下町をぶらり旅。

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出石のシンボル、辰鼓楼。
明治4年(1871)に、出石城三の丸大手門の石垣を利用して築かれた、時を告げる太鼓櫓。
明治14年からは時計台となり、札幌の時計台と並んで日本最古の時計台として現在に至っています。

出石へ来たからには、折角なのでやはりお蕎麦をいただかなくては♪

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ということで、いずし観光センターで「出石皿そば巡り」の巾着セットを購入。
販売価格は税別1,800円で、出石ちりめん製の巾着の中に永楽銭のコインが3枚入っており、コイン1枚につき皿そば3皿、企画に参加している36店舗で利用できます。
つまり、「異なる3店舗で少しずつ食べ比べができる」というもの。
(価格/店舗数はいずれも2019年11月現在)

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まず1軒目。
どうやら通常のそばつゆの他に、とろろや生卵も好みに応じて加えていくのが基本スタンス?のようです。
お店オリジナルの藻塩でいただくお蕎麦も美味でした。

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2軒目。
蕎麦の色や太さも、1軒目のものとは全然違いました。
これは確かに、食べ歩きをしながら好みのお蕎麦を探すのも楽しそうですね。

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入店して永楽銭コインを利用すると、巾着にお店のハンコが捺されます。
今回は時間もなく、2店舗のみでの利用となりましたが、仮に3店舗でコインを使い切っても9皿。特に男性には物足りないところですが、無論、追加注文も可能です。我々も2軒目で、たくさん追加させていただきました(笑)
また、巾着セットを購入すると、各資料館や土産物の購入にも割引が適用されるようです。

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桂小五郎居住跡(荒物屋跡)
元治元年(1864)の禁門の変で京を追われた桂小五郎は、9ヶ月間ほど出石に潜伏しています。

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家老屋敷

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さて、それでは出石をあとにします。
山頂に有子山城本丸の石垣も見えていますね♪

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解散場所である姫路駅へ向かう道すがら、竹田駅にも立ち寄って竹田城を遠望。

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姫路市御国野町、御着城跡

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御着城は播磨国の守護・赤松氏の家臣で、黒田官兵衛の主家でもあった小寺氏の居城でした。

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御着城本丸跡
現在は公民館が建っています。

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本丸跡に建つ黒田官兵衛顕彰碑。

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黒田家廟所
勘兵衛の祖父・重隆と生母を祀ります。

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文政11年(1828)、西国街道に架けられた天川橋。
昭和47年に橋脚が崩れて橋桁が落下したため撤去され、昭和53年に現在地(御国野公民館)に移設保存されました。
橋下の窪みは、御着城の堀跡とのことです。

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二の丸跡は現在、グラウンドになっています。
黒田家ともゆかりの深い、目薬の木が植えられていました。
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二の丸北側の堀と土塁跡。

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本丸とニの丸の間を通る道路にも、堀跡と思われる痕跡が残っていました。
先程の、二の丸北側土塁の延長線上です。

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最後は姫路駅にて解散。

今回は城友会らしからぬ攻城数の少なさでしたが、疲労感は一番かも・・・(^-^;
その分、素晴らしいお城に出会えたので満足です。
参加者のみなさん、お疲れさまでした☆

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