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2022年4月24日 (日)

月岡芳年展を拝観

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八王子市夢美術館で開催されている最後の浮世絵師 月岡芳年展にお邪魔してきました。

展示作品の総数は150点。
美術や芸術といったジャンルにはてんで疎いので多くは語れませんが;
日本武尊、八幡太郎義家、源頼光、源義経(牛若丸)、武蔵坊弁慶、北条時政、新田義貞、上杉謙信、織田信長、加藤清正、西郷隆盛、etc...

様々な歴史上の人物を題材にした作品も多く、歴史好きな人も楽しめる構成でした。
残念ながら、期待していた伊庭八郎の武者絵はありませんでしたが、個人的に印象に残ったBest3を挙げると・・・

3位
大日本名将鑑 新田左中将義貞
鎌倉を攻める新田義貞が稲村ケ崎で龍神に祈り、海に太刀を投じる伝説の場面を描いた一枚です。

2位
芳年武者无類 弾正少弼上杉謙信入道輝虎
第四次川中島合戦で、武田信玄の本陣を窺う上杉謙信を描いたもの。

1位
月百姿 月下の斥候 斎藤利三
私の中で「斎藤利三といえばこれ!」な1枚でしたので、めぐり会えて幸運でした。

その他、番外編としましては・・・
芳年武者无類 遠藤武者盛遠
遠藤盛遠は後の文覚上人。2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも、市川猿之助さんの快演ですっかりお馴染みになりましたね。
袈裟御前という女性に横恋慕した盛遠が、袈裟御前の夫を殺害しようと、その寝所を狙っている場面を描いた一枚です。
このお話には実は続きがあり、盛遠は誤って袈裟御前を殺害してしまうというオチがつくそうなのですが・・・出家前も無茶苦茶ですな(笑)

美人画などもかなりの点数が展示されており、とても充実したボリューム感でした。
※2022年6月5日まで

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