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2022年5月25日 (水)

鶴峰城

猪苗代城(亀ヶ城)の北側、丘陵の尾根続きに位置する鶴峰城
戦国期に猪苗代城を本拠とした猪苗代氏の隠居城とも、猪苗代城の出城(一城別郭)とも考えられていますが、近世初頭以降、猪苗代城が近世城郭として改修・整備されていったのに比して鶴峰城には手が加えられず、そのまま廃城となったために、猪苗代氏時代の古い遺構が残されているとのことです。

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猪苗代城(右)と鶴峰城(左)の間を穿つ堀切。
猪苗代城には2013年にも訪れています(記事)が、不勉強で当時は鶴峰城の存在を把握しておらず、完全にスルーしておりました。

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鶴峰城の南郭から猪苗代城を望む。
家族を麓の公園に待たせているので、今回は鶴峰城だけを駆け足で見ていきます。

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南郭
奥の一段高い部分が本郭になります。

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本郭への虎口(南)と思われる遺構。

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本郭側から見た本郭南虎口。
土塁の他、横堀や土橋のようなものも確認できますが、この辺りはちょっと構造が複雑で、私の理解が追い付いていません・・・。

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本郭
周囲を囲む土塁も残っています。

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本郭の土塁上を進み、その北端部分。
櫓台との案内もありましたが、その先は・・・

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本郭北側の虎口となっており、堀切と土橋もしっかり残っています。
(写真は本郭外側から撮影)

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竪堀として落とされている堀切。

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東面の切岸。
高低差もしっかりと確認できます。

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時間の都合上、北郭は諦めて本郭の南虎口まで引き返し、今度は西側の帯郭へ回り込みます。
写真は本郭から階段状に連なる小郭の切岸と、それを取り巻く帯郭。

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帯郭から見上げる階段状の小郭。

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西側斜面の中腹に築かれていた大手虎口跡。

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発掘調査により、石積の枡形虎口だったことが判明しているそうです。
ここから帯郭を通って南郭や本郭南虎口へと至るルートが、主要な登城路だったのでしょう。

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こういった石列も遺構なのでしょうか・・・?

本当に駆け足になってしまい、見落としも多数ありますが、ひとまずは忘れ物を回収できてよかったです。

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