岩津城、他
前記事でご紹介した満性寺を辞した後は、岡崎城をぶらぶら散策して、、、
9年ぶりとなる大樹寺へ移動し、松平氏歴代や徳川将軍14代のご位牌を拝観、松平氏歴代の墓所も参拝しました。
岡崎公園の「三河武士のやかた家康館」に展示されていた書状などでその名をよく見かけたので、滝山寺にも足を延ばしました。
滝山東照宮
滝山寺宝物殿では、源頼朝の歯と遺髪(顎鬚?)を胎内に納めたと云う聖観音菩薩立像も拝観いたしました。
旅の最後は、三河松平氏の嫡流・岩津松平氏ゆかりの岩津城へ。
主郭へと続く土橋。
主郭下の横堀。
主郭
主郭の一段下、腰郭状の平場に残る枡形。
主郭の土塁上に建つ城址碑。
主郭土塁上から土橋方向。
主郭側から、土橋越しに馬出方向。
櫓台
櫓台上から、馬出の土塁を見下ろす。
岩津松平氏は松平氏2代・泰親を祖とします。
3代・信光の頃までは勢力を張っていたものの、次代に及んで駿河今川氏の侵攻を受けて岩津城は落城し、岩津松平氏も衰退します。
その結果、安城に分立していた親忠の安城松平氏が惣領化したため、親忠を松平氏宗家の4代として、後の徳川家康へと繋がっていきます。
いずれも大樹寺に納められたご位牌や、歴代墓所にその名が見えます。
なお、岩津城には天正12年(1584)の小牧長久手合戦の際、徳川家康による改修の手が入っているそうです。
| 固定リンク
「お城、史跡巡り 東海」カテゴリの記事
- 馬伏塚城(2022.12.10)
- 久野城(2022.12.09)
- 勝間田城(2022.12.08)
- 旧東海道、藤川宿~池鯉鮒宿(2022.11.15)
- 岩津城、他(2022.08.11)
コメント