京都旅、その他の諸々。。。
先日の京都への旅、既に記事にしてご紹介した場所以外にもちらほらと立ち寄っていますので、今回はそれらを簡単にまとめてみます。
吉田神社や宗忠神社への参拝後、次の目的地へと向かう道すがら、京都御苑の中を通過させていただいたので・・・
凝華洞、通称「御花畑」跡へ。
江戸前期、後西天皇(在位1655-1663)の仙洞御所が置かれました。
御花畑と呼ばれた由来については不明ですが、後西天皇が「花町宮」「花町殿」などと呼ばれていたことに関係があるのでしょうか。
奥に見えているのは御所の建礼門です。
文久3年(1863)の八月一八日の政変では、その後に新選組となる壬生浪士組が守備についたことでも知られます。
翌元治元(1864)年6月には、前年の政変で京を逐われた長州の兵が襲来する恐れがあるとのことで、勅命を受けて参内した京都守護職・松平容保の仮本営にも充てられました。
禁門の変(蛤御門の変)が勃発するのは、その翌月のことです。
蛤御門
蛤御門に残る銃弾痕。
ところ変わって・・・
旧二條城跡の碑。
永禄12年(1569)、織田信長が足利義昭のために築かせた二条御所の跡地を示す石碑です。
これまでなんとなくタイミングが合わないまま、今回の初訪となりました。
近年の発掘成果で細かいアップデートはあるでしょうが、おおまかな推定範囲。
この中のいずれかに、信長が曳かせた藤戸石も据えられていたのですね。
直前まで京都御苑にいたのだし、折角なら御苑内に復元されている二条御所の出土石垣も観ておけばよかったのですが・・・この時は全く頭に浮かびませんでした。
旅の2日目には、京都文化博物館で開催されている新選組展2022にも足を運びました。
これまでに地元の日野や多摩、各地の博物館等で目にしてきたものも多く、各々個別に記事にもしてきましたので省略しますが、いずれは北海道へ観に行きたいと思っていた永倉新八の陣羽織を拝観できたのは良かったと思います。
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