仙波東照宮の特別公開
埼玉県川越市、仙波東照宮の随身門。
仙波東照宮では令和4年11月1~23日までの間、川越市の市制施行100周年を記念した特別公開が行われています。
まずは拝殿、及び幣殿で後水尾天皇の勅額、左大臣・右大臣の随身形、金箔が施された木彫りの狛犬(以上3点はいずれも本来、随身門にあったもの)、及び三十六歌仙額、鷹絵額などを拝観し・・・
本殿へ。
撮影禁止のため写真はありませんが、唐門から端垣の内へ入り、初公開となるご神体・東照大権現像を拝観させていただきました。
厨子に納められたご神体は甲冑を纏った騎馬姿で、高さは5~60㎝ほど。
本来は手に剣を持っていたはずなのですが、そちらは明治期以降に行方知れずなのだとか。
幣殿で拝観した木造の狛犬と共に「康音」という仏師の作で、この人は日光山輪王寺の木造天海坐像にも銘があります。
大変貴重な機会を設けていただいたことに感謝。
折角なので、すぐお隣にある喜多院にもお邪魔し、10年ぶりに徳川家光誕生の間や春日局化粧の間なども拝観してきました。
午後からは家の用事もあったので川越には2時間ほどの滞在でしたが、目的も果たし、いいドライブになりました。
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