勝間田城
静岡県牧之原市の勝間田城。
鎌倉時代からの名族・勝間田氏による築城と伝わります。
twitterなどに度々アップされる写真を目にし、ずっと訪れてみたかったお城の一つです。
北麓の駐車場に愛車を置き、茶畑の合間を縫うように細い道を5~6分ほど登っていきます。
最初に出くわす出曲輪は茶畑に。
出曲輪の辺りから見える、三の曲輪東の連続堀切a。
広大な三の曲輪。
三の曲輪から出曲輪(奥の茶畑)方向。
足元には土塁が廻らされ、横堀のようになっています。
先ほど見たaの連続堀切。
三の曲輪から二の曲輪方向。
二の曲輪。
bの大堀切。
大堀切はそのまま、自然地形の深い谷に落ちています。
右は東尾根曲輪の切岸。
東尾根曲輪。
東尾根曲輪から見渡す二の曲輪~三の曲輪方向。
右奥には薄っすらと富士山も見えています。
勝間田城は、文明8年(1476)に今川義忠に攻められて落城し、廃城になったと云います。
しかし、特に広大な造りとなっている二・三の曲輪などは、後代の増築・改修の手が入っているものとも考えられています。
東尾根曲輪先の連続堀切c。
曲輪上からは2~3本くらいしか目に入りませんが、少し先へ進むと・・・
この通り。
続いては、あちらの本曲輪へ向かいます。
北尾根曲輪。
本曲輪。
一部ですが、高い土塁も残ります。
本曲輪と南曲輪の間部分。
図面ではそう描かれていませんが、こちらも堀切でしょう。
南曲輪。
南曲輪の先の堀切d。
整備も行き届き、駐車場やお手洗いも完備されて、見学者にとても親切なお城でした。
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