六波羅蜜寺、等持院
京都旅の初日、妙満寺~岩倉具視幽棲旧宅とめぐった後、ホテルへのチェックインには少し早かったので、まだ拝観時間に間に合いそうだった六波羅蜜寺に寄ってみました。
醍醐天皇の第2皇子だった空也上人が開創、源平の時代には平家の邸宅や鎌倉幕府の六波羅探題も置かれました。
念仏を唱える口から6体の阿弥陀が現れたという姿の空也上人立像や、経巻を手にした平清盛坐像、運慶や湛慶の坐像なども拝観させていただきました。
また2日目には、大徳寺から妙心寺への移動途中に等持院にも立ち寄りました。
室町幕府将軍、足利氏の菩提寺でもある等持院。
霊光殿では尊氏の念持仏だった利運地蔵尊、歴代足利将軍の木像、そして明治の廃仏毀釈後に石清水八幡宮から移された徳川家康の木像も拝観いたしました。
等持院の足利将軍木像といえばやはり、幕末に起きた足利三代木像梟首事件が有名ですね。
等持院の庭園。
写真右手前方向には、尊氏の墓と伝わる宝篋印塔もあってお参りしたのですが・・・どういう訳か撮影し忘れたようです。
今回の1泊2日の京都旅は、余った時間も臨機応変にきっちりと追加拝観などへまわして使い切ることができ、とても充実した濃い内容なりました。