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2023年4月13日 (木)

鷲尾城(北信濃の山城攻めオフ②)

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北信濃の山城攻めオフ、2城目は千曲市倉科の鷲尾城です。
登城(登山)口から城山を見上げる・・・霞城よりちょっとキツそう。。。

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登り口に建つ大日堂は、松代藩主・真田信之の次女「泰子姫」なる人物によって寛文13年(1673)に建立された、と現地の案内板にはありました。

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つづら折れの登山道をただひたすら、苦行に耐えるかの如く登ること30分弱で・・・

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ようやく到達。
こちらでも素敵な石積みが出迎えてくれました。

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石積みの奥には、北アルプスの真っ白な山並みも。

石積みの隅部が鋭角ではなく、少しRがついている感じでした。
これなども霞城の間仕切り石積み同様、どことなく沖縄の石垣を連想させられました・・・関連などあろう筈もないのですが。

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鷲尾城、主郭虎口。

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主郭に残る土塁。
鷲尾城は村上氏の庶流である倉科氏の城と伝わりますが、築城時期等の詳細は不明とのことです。

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主郭裏の堀切。
堀底に土塁が通り、さながら二重堀切のようになっています。

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堀底の土塁上から。

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堀底から主郭を見上げる。
一部、石積みも見えています。

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堀切を渡った先の小さな郭から主郭方向。
見事な高低差の切岸です。

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そのまま尾根上を北東方向に進むと、すぐにまた二重堀切が現れます。
この堀切も越え、坂を少し登った先には・・・

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倉科将軍塚古墳があります。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、綺麗に前方後円墳(写真手前側が前方部)になっていました。

この古墳の先にも・・・

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大きな堀切が。
写真左上に小さく写る同行者のサイズで、その規模がおわかりいただけるかと思います。

鷲尾城もなかなか見応えのある、いい城跡でした。


この後は千曲市上山田の荒砥城へ行ったのですが・・・私はスマホを車に忘れてしまい、写真を撮れませんでした。
11年ぶりとはいえ再訪だし・・・まいっか!
ってことで、同行者からご提供いただいた1枚だけ。

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photo by えりさん

千曲川を挟んだ対岸には、この日最後の攻城先となる葛尾城の勇姿も。
改めて目にする険しく高い山容に、一同戦慄・・・本当に登り切れるのか!?

折角の素晴らしい荒砥城からの眺めも、この時の我々には登山への不安と憂鬱を煽るだけのものになっていたのでした…(;・∀・)

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