新宮熊野神社の長床
喜多方市の新宮熊野神社。
前九年の役(1051~1062)に出征した源頼義・義家父子によって天喜3年(1055)に熊野三社が勧請され、後三年の役(1083~1087)の際、義家により当地へ移されました。
新宮熊野神社といえば、銀杏の紅葉と拝殿の長床で有名ですよね。
長床は平安末期頃の創建で、慶長16年(1611)の大地震で倒壊し、同19年(1614)に旧材を用いて再建されました。この際、従来のものより一回り小さくなったのだそうです。
国の重要文化財にも指定されています。
祖父母が住んでいたこともあり、喜多方市には何度も訪れているのに未訪のままでしたので、この機会に参拝させていただきました。
貞和5年(1349)の銘を持つ銅鐘。
熊野三社を祭る本殿。
本殿前から。
本当は秋に訪れた方がいいのでしょうが、なかなか機会もないですし、人が少なくて静かにお参りできたので良かったのかなと思います。
最後に宝物殿も拝観させていただきました。