カテゴリー「お城、史跡巡り 四国」の4件の記事

2014年9月18日 (木)

来島

しまなみ海道・村上水軍をめぐる旅も大詰め。
ラストは三島村上水軍の残る一つ、来島へ渡ります。

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来島へは今治の波止浜港から出ているこちらの渡船を利用します。
所要僅か5分、しかも往復で280円という安さ!(2014年9月現在)

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大型タンカーが居並ぶ港を抜けると、すぐに来島が見えてきます。
いよいよ上陸です。


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来島城図

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来島南端、西防波堤近くにある八千矛神社

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同じく南西側から北東方向を見上げる。
この左手の高台の上に、図でいうなどの郭が築かれていました。

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とっても長閑な雰囲気が漂います。

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では、来島城の郭群に取り付きます。

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早速出迎えてくれたのは、郭下に残る石垣。

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島のほぼ中央、やや東寄りに位置する心月庵城主屋形跡と推定されています。

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心月庵の背後、Ⅹ郭との間に残る石積み

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城主館跡の心月庵より一段高くなっており、東側の眺望が開けています。
恐らく館を守り、且つ見張り台の役割をも担った郭だったのではないでしょうか。

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郭の石積み
ちょっと見え辛いですが、ずっと奥まで続いています。

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切岸で段を構成しながら、幾重にも連なる郭の数々。
ちなみに、これら郭群の西側は切り立った断崖になっていました。

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来島北寄り、登り詰めた所に本丸と比定される郭。

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とても細長く、不思議な形をしています。

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本丸から北方の眺め。

さて、一通り郭遺構を見て回ったところで時刻は午後3時前。
帰りの渡船は午後4時15分まで来ないので、満潮で無駄とは知りつつも、岩礁ピット(柱穴)を求めて北東側の岩礁地帯へ向かうことにしました。
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図で「地蔵堂」と書かれた辺りから。鉄塔の立っている場所が本丸になります。

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来てはみたものの、、、やっぱり岩礁帯は海面の下(;´・ω・)

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それでもどうにか、波の被らない位置で一つだけ見つけました♪

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念の為、北西側にも回り込んでみましたが、、、やっぱり無理ですね。

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仕方ないので皆、港でまったりと引き潮(&帰りの渡船)待ち。。。

帰りの渡船時刻も迫る午後4時、港で見ている限りはだいぶ潮も引いてきたようなので、最後の望みをかけて再び岩礁帯へ・・・

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確かに潮は引いていたものの岩礁帯に降り立てる程ではなく、これといったピットの確認には至らず…。
写真中央、小さな潮溜まりになっている部分も四角いピット痕に見えましたが、、、果たしてどうでしょう?

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ま、ピットはまた今後のモチベーションってことですかね☆

渡船で波止浜に戻った後は松山へ。
道の駅に寄ったりしながらも、予定時刻通りの午後6時、松山駅前で解散いたしました。

オフの2日間を通して天候にも恵まれたし、能島・因島・来島を初めとして予定していた行程もきっちりこなせて本当に良かった♪
これも参加者皆のお陰。改めて感謝です☆

今回初めて直に触れた瀬戸内海の雄・村上水軍。とは言っても、まだまだその端緒に触れただけ。
彼らの築いた海城や、活躍した瀬戸内の潮の激しさを実際に目の当りにして、改めてその“凄み”に魅きずり込まれる思いです。
何度でも訪れてみたい場所の一つになりました♪

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亀老山展望台、村上水軍博物館、そして能島へ・・・

9月14日(日)、旅の3日目(オフ会2日目)を迎えました。

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朝陽に輝く尾道水道
※この2日前、羽田から松山へ向かう飛行機からもハッキリ見えていました。

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午前7時過ぎ、全員揃ったところで尾道を出発です。
結局、尾道観光は全く出来なかったなぁ~

しまなみ海道を一気に大島まで南下し、まずは亀老山展望台へ。
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それにしても複雑怪奇な展望台だ…(^_^;)

・・・しかし!
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眺めはもう最高!!
前日の青陰城からの眺めと言い、これぞしまなみ!という景観を堪能できたので天候にも感謝☆海が青い!!

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ところで、亀老山中腹で偶然発見した看板・・・

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車を停めて暫く徒歩で登っていくと・・・

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南北朝期に活躍した村上水軍中興の祖、村上義弘のお墓。
彼の三代後に能島・来島・因島の、いわゆる三島村上へと派生していきます。

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次に向かったのは村上水軍博物館

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戦国後期、最盛期を迎えた村上水軍を束ねた能島村上家の村上武吉像。
他に武吉の長男・元吉、次男・景親の石像もありました。まさに小説「村上海賊の娘」で活躍している連中ですね。

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博物館3階の展望デッキより、能島を望む。
博物館の展示も能島村上水軍を中心に、とても充実した内容でした。

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マンホールも…♪

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能島上陸クルーズまでの時間に、博物館向かいの村上水軍で早めの昼食をとりました。
ちなみにクルーズもこちらから出航します。

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さぁいよいよ!
我々の他には夫婦1組がいるだけの、ほぼ貸切状態

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潮流も楽しみつつ・・・
(海底から湧き出るように渦を巻いていました)

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能島が近付いてきました。



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能島城跡の図
今回はガイドさんからいただいた案内図を元に見ていきます。

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遂に能島へ上陸を果たしました!
図で南部平坦地と書かれているポイントです。奥に東屋が見えている所は三之丸になります。
発掘調査の結果、この南部平坦地からは特に建物の痕跡を示すものは発見されず、調練をするような場所だったのでは?とも考えられているそうです。
なお、能島全体では17~18の建物跡が確認されています。

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残念ながら満潮につき、400にも及ぶ岩礁ピット(柱穴)痕は観られません…(;・∀・)
奥に鯛崎出丸(島)

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史跡能島城跡

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三之丸

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三之丸からは鍛冶場の痕跡が発見され、恐らくは船の修理にも使ったであろう釘が数多く出土しています。

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三之丸から南部平坦地越しに東南出丸鯛崎出丸を・・・

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三之丸北側は船だまりと推定されています。
確かに周囲は潮の流れがとても速いのに、ここだけはご覧の穏やかさ。

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この切岸の上が二之丸

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その二之丸から。左上は本丸
二之丸本丸の周囲をグルッと360度取り囲むように築かれていました。

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本丸
本丸からは井楼のものと思われる二間四方の掘立柱跡が発見されています。
それよりも凄いのはかわらけ。なんと1万点にも及ぶかわらけの破片が、この本丸から発見されました。
※なお、井楼(と思しき)掘立柱跡は二之丸三之丸矢びつからも発見されています(図の部分)。

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再び二之丸に下りて、東側へ。
紅白の細いポールが2本立っている位置からは、固い壁土の井戸のような遺構が発掘されているそうです。
しかし調べていくと井戸という程深くはなく、諸説ありますが水瓶ではないかとも考えられているようです。

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この先に伸びているのは、図で矢びつと書かれている部分。
対岸に向けて弓矢の練習をしていた場所、との伝承もあったそうですが、調査の結果、それを裏付けるような発見はなかったとのことです。

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矢びつから。
如何に周囲の潮流が速いか、一目瞭然ですね。

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矢びつから東部海岸越しに東南出丸鯛崎出丸を見た様子。

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矢びつ
実際のところは、能島城の北東側を警戒・監視する見張り台のような役割だったのではないでしょうか。

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ちなみに矢びつ付近にはの木がたくさん自生しています。
上陸される方は幹(枝)の部分が赤い木には充分にご注意ください。

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二之丸東側をてくてく・・・
右上が本丸になります。

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上陸ポイントの南部平坦地を見下ろす。
あの置かれているロープ、実は能島と鯛崎島を表していました。

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二之丸から見る東南出丸

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反対に東南出丸から見る(右から)本丸二之丸三之丸
こうして見ると、郭毎に綺麗に段差が築かれている様子がよく分かります。

これにて約1時間の能島滞在は終了。
ピットを見ることが出来なかったのは残念ですが、予想以上の遺構、そして何より「能島に降り立った」という喜び☆
とても楽しく、有意義な時間でした。改めてガイドさんや、クルージングを予約・手配していただいたあむさんに感謝です♪


さて、旅もいよいよ大詰め。
最後に三島村上水軍残る一つ、来島へ向かいます。

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2014年9月16日 (火)

甘﨑城、大山祗神社

9月13日(土)、旅の2日目。
いよいよ、しまなみ海道・村上水軍めぐりオフのスタートです。

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朝、宿の近くで見かけた松山城を乗っけた郵便ポスト。

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路面電車に乗って集合番所の松山駅へ。

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午前10時に全員集合し、車2台に分乗していざ出発!
1時間30分ほど海沿いの国道を北上し、今治ICから西瀬戸自動車道、いわゆる「しまなみ海道」に突入します!

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来島海峡大橋を快走中~♪

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大三島ICで下り、まずは道の駅「多々羅しまなみ公園」で昼食。
幻の高級魚マハタ×伯方の塩がコラボしたラーメン、美味しかったなぁ~♪

写真は写真は多々羅大橋と生口島の眺め。
大三島までが愛媛県で、あちらの生口島からは広島県になります。

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昼食後は道の駅からすぐ近くの甘﨑城へ。
日本最古の水軍城とされ、村上水軍の拠点の一つです。

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甘﨑城想像復元画
この甘﨑城、大潮の干潮時には道が出現して渡れるらしいのですが、、、

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残念ながら訪問時はほぼ満潮…(;^ω^)

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渡船が出ている訳でもないし、結構レア度の高い城跡ですね。
いつかチャンスがあれば・・・


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さて、次は同じ大三島にある大山祗神社へ。

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御神木、乎知命御手植の楠。なんと樹齢2600年!

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大山祗神社は、日本全国にある三島神社や大山祗神社の総本社とされ、古来より山の神・海の神・戦いの神として歴代の朝廷や武将から尊崇を集めてきました。

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こちらは河野通有兜掛の楠

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大山祗神社に参拝したら、こちらの宝物館に寄らない手はありません。
源平期を中心に、数多くの部将たちが武具を奉納して武運長久を祈ってきたため、特に甲冑に至ってはなんと、全国の国宝・重要文化財の指定を受けたものの約4割が大山祗神社に集まっているのだそうです。
特に;

・源義経奉納「赤糸威鎧大袖付」(八艘飛びの鎧
・鶴姫所用「紺糸裾素懸威胴丸

には感動しました☆
私が日本史にハマるキッカケとなったのは、小学校2年生の時に祖母から贈られた「まんが日本の歴史 全20巻」。
その中で紹介されていた大山祗神社宝物館にも憧れを抱いてきました。今回、期せずして30年越しの念願も叶って感無量です。

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神社境内脇には鶴姫ロードなるものがあり、鶴姫の銅像が何体か設置されていました。


さて、この後は因島へ。
三島村上の一つ、因島村上水軍関連地を巡ります。

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2014年9月15日 (月)

伊予松山城

9月13~14日の2日間は珍しく私自身が幹事役となり、能島上陸をメインとしたしまなみ海道・村上水軍めぐりのオフ会を開催いたしました☆

その前日の9月12日、私は単身オフ会の集合場所である松山へ前乗り。折角なので3年ぶりの松山城を堪能してきました♪
※3年前のレポはコチラ (旧HP)

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行きの飛行機から撮影した関ヶ原上空。

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その関ヶ原を中山道が抜けた先、琵琶湖米原・彦根の上空。

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こちらの一枚には、佐和山城も彦根城も、安土城、観音寺城、八幡山城もぜ~んぶ写っています♪どれがどれだか、分かりますか?
上空から古戦場などの歴史の舞台を見るのも、空旅の密かな醍醐味です♪

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松山が近付くにつれ雲が多くなってきました。
着陸態勢に入った頃の、空と雲の見事なコントラスト☆

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さ、やってきましたよ!

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松山城案内図
前回は二之丸史跡公園経由で本丸へと登ったので、今回は登り石垣伝いに攻めてみます。

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登り石垣
本当に規模と言い長さと言い、素晴らしいんですけどね・・・

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如何せん藪が凄くてマトモに見える箇所が少ない・・・

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たまにこうして開けても・・・

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すぐにまた・・・
木を全部伐採しろなどと言うつもりはありませんが、細々とした藪を払うだけでも全然違うと思うんですよね。折角のこれだけの遺構なんですから。

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さて、本丸に到達しました。

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筒井門

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筒井門を本丸内側から。左に隠門が見えます。

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前回も思ったことだけど、手前の管理棟?が…(^_^;)

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石垣も立派だね~

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天守

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この複雑に入り組んだ感じが好き。

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小天守から天守を・・・

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そして天守最上階からの眺め。
この本丸越しに見下ろす松山市街の眺めが特に好きです。

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あのNHKドラマ「坂の上の雲」で有名なこのワンシーン。
秋山兄弟や、のぼさん(正岡子規)役の彼らを撮影したのは・・・

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ここ。

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乾門の外から振り返って・・・

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やっぱりいいね、松山城は♪

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今回はこの辺で。きっとまた来る!

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リフトで下山後は秋山兄弟生家跡に立ち寄りつつ、大街道に取った宿へ向かい、、、

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夜は一献♪
懐かしくなって3年前と同じ店に入ってみました。
鯛の刺身を丼に乗せ、だし汁を混ぜてといた卵をかけて食す「ひゅうが飯」に、地物の刺し盛り4種、伊予牛のタタキ♪

次回からいよいよオフ会スタートです☆

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